BGMを再生しますか?
Yes
No
※一部、ボイスが流れます
椿くんの合図でどこからか伸びてきた蔦が足首に絡まり、あっという間に、両脚を開かされた。
あまりにも恥ずかしく、慌てて脚を閉じようとするけれど、蔦の強い力で抑えつけられてしまう。
椿
「アンタのいやらしいところがよく見えるようにしただけだよ。大人しくしていてくれる?」
いつの間にか両手首まで頭の上で縛られていて、身動きも取れないまま、ベッドの上に押し倒された。
仰向けのまま身動きが取れない私に、彼が覆いかぶさる。
あなた
(あれ? 甘くて、いい香りがする……これって椿くんの……)
香りに気をとられているうちに、乱れたナイトウェアの裾をまくり、椿くんがその手を内腿に添えてくる。
あなた
(手袋のざらついた感触がくすぐったくて……気持ち、いい)
椿
「蔦に絡まれて、無理やり、いやらしい格好をさせられてるっていうのに……」
椿
「どうしてそんな熱い目で見つめてくるわけ? もしかして、期待してる?」
椿
「指で辿るだけで、ここを、ぴくぴく震わせるなんて。もっと奥に触れてほしいの?」
あなた
「ん……う、ん。撫でるだけじゃなくて……もっと……ちゃんと触って」
椿
「いいよ。でもさっきも言った通り、直接アンタには触れない。これを使ってあげる」
椿くんがベッド脇から取り出したのは、人間に快楽を与えるための道具のようだった。
あなた
(身動きも出来ないのに、あんな道具を使われてしまったら、私……っ)
椿
「気持ちよすぎておかしくなっても、俺は責任を取らないけどね」
©2024 EXNOA LLC developed by CYBIRD