年齢確認
あなたは18歳以上ですか?
はい
BGMを再生しますか?
Yes
No
※一部、ボイスが流れます
 BGM ON
 BGM OFF
「挿れて」という命令が頭をよぎるけれど、恥ずかしくて、言葉が出てこない。
そのうちに、濡れていた脚の間に彼の手が入り、秘裂を丁寧になぞったかと思うと指が中をかき混ぜ始めた。
1本だった指が2本に増やされ、淫らな水音が大きくなる。3本目が入る前、私は首を横に振って訴えかけた。
あなた
「嫌……もう、そんな……――」
獅子雄
「嫌、ですか。もちろん、それが本心であれば止めますが、あなたのここはそうは言っていない」
獅子雄
「びっしょり濡れて、ひくつきながら自分を求めている……違いますか?」
違う――とは言えなかった。恥ずかしいけれど、身体中がもう、彼を欲しがってしかたがなかったから。
私は垂れ下がったリードを握り、彼の顔を引き寄せた。眉を寄せ、彼が3つ目の命令を待っているのがわかる。
あなた
「っ、もう挿れて……!」
獅子雄
「…………。はい」
獅子雄くんは指を抜くとすぐに、張り詰めて膨らんだ怒張を握り、私に宛がい――一気に中に入ってきた。
あなた
「あぁあ――っ、あ、すごい。もっと……」
獅子雄
「く……っ。では、動きます」
獅子雄くんがゆっくりと大きく、腰を振り始める。ず……ず、と中を擦られる度に、喘ぎ声が零れた。
獅子雄
「は、は――あなたの望みを……自分は、叶えられていますか?」
あなた
「うん。きもち、いい……気持ちいい、よ――ぁっ」
私の腰を掴み、持ち上げて、彼がさらに小刻みに打ち付けてくる。上がる吐息が、獣のように絡み合った。
獅子雄
「我儘に望み――命じて、いい。自分はそのためにいるんですから」
リードの先を掴まれたまま、望まれた通り私を揺さぶる彼の顔を間近に見つめ――心の片隅で思う。
何でもしてくれる献身的な獅子雄くん。彼自身の“望み”は、ないのだろうか――と。
©2024 EXNOA LLC  developed by CYBIRD